精査中の雑多my blog

日本酒とUNISON SQUARE GARDENのことを考えて生きています。音楽が好きです。

【BJJ】ブラジリアン柔術が面白いという話

柔術が面白いという話。

 

無職時代の去年の8月にブラジリアン柔術を始めました。

通りがかりに看板が立っているのを見つけて入会。

最初は暇つぶしというか、なにかやることがあればいいなという程度で。

無職はホントにすることがなくて、毎日毎日うだうだ過ごしてるのが憂鬱でした。

柔術がある日はやることがあるから、少しだけ生きる気力が出てくる。

現代人は約束で生きてるのがまざまざとわかりました。

学校に行く”約束”、仕事に行く”約束”

僕にとって無職の3か月間は柔術に行く”約束”でなんとか命を繋いでました。

 

僕が入ったときは会員も少なくて平日来てる人は、代表とあと一人くらい。

30代後半の2人と、20代中盤の私。

絶対勝てると思ってたんですが、ぼこぼこにされました。

ぼっこぼこ。マジで何もできない。

ビビりました。

 

ぼこぼこにされながら、なんで勝てないのかなんとなくわかってくる。

力の掛け方。

テクニック。

体の使い方。

その他もろもろ、全部が合わさって相手を制圧する。

めちゃめちゃ面白い格闘技なんですね。

 

ハマりました。

ハマり始めるとどんどんのめりこんでしまうのが柔術沼。

DVDを買って研究し、毎日練習して研究を試す。

出稽古に行って、他道場の強い人にもぼこぼこにされる。

 

柔術はまるでパズル。

自分の体というキャラクターと、柔術着というアイテムを使ったパズルRPG

今の柔道のようにルールの節制がほとんどなくて、無限にテクニックが存在し、自分で作り出すこともできる。

まるで一生続けられる育成ゲームをしてるような。

練習を重ねて、どんどん経験値が上がっていき、覚えられる技を開放していく。

練習を重ねて、覚えた技の経験値をさらに上げて、自分の武器を磨く。

練習を重ねて、筋力を上げて、その武器の攻撃力をあげる。

練習を重ねて、強い人に極められて、防御力を上げていく。

練習を重ねて、体力が向上し、スタミナゲージが伸びていく。

RPGのパーティは道場の仲間たち。

ボス戦は柔術の大会。

レベル上げのように、積み上げた攻撃力、防御力、スタミナで全力で戦う。

勝った宝物は金メダル。

 
 
次の大会で優勝したら、青帯を巻かせていただきます。